2006年 06月 01日
環境デザイナー 正木 覚と歩く自然林散策ツアー |

先日盛況のもとに終了した、ハンガリーの鍛鉄工芸家ラツロ氏と西田氏のイベントに続き、建築家集団 若建 が主催する企画 第二弾!
環境デザイナー 正木 覚と歩く自然林散策ツアー
若建の元会員で環境デザイナーの正木 覚さんを講師にお迎えし、目黒の『自然教育園』を訪ねます。
目に見えないガスを発し廻りの木の枝を伸ばさないようにして自分のテリトリーを守る樹木など、他では聞けないとっておきの植物のはなしを魅力たっぷりに、歩く植物図鑑のような豊富な知識で語ってくれます。
日時:6月18日(日)午後1時・目黒『自然教育園』メインゲート集合
場所:国立科学博物館・附属自然教育園 東京都港区白金台5丁目21番5号。
・ JR山手線 目黒駅東口より目黒通り徒歩7分 ・ 東京メトロ南北線/東京メトロ三田線
白金台駅出口1より目黒通り徒歩4分
*出欠の連絡は、6月9日(金)までに担当役員にお願いいたします。(日程が上記に変更になりました、なお昼食は済ませてからお越しください。)
問い合わせは企画の浪崎 まで kensyo@g03.itscom.net

■正木 覚(まさき さとる)プロフィール■
エービーデザイン株式会社代表。
個人の庭を中心に、ここちよさを求めたデザイン・設計に取り組んでいる。
また、 環境共生住宅・エコロジー住宅研究開発に参加し、実践し、
まちづくりプロジェクトにも取り組んでいる。
現在、武蔵野美術大学 建築学科 非常勤講師。
JAG(ジャパンガーデンデザイナーズ協会)会長。
●講師歴:
1997年~ エコロジー市民学校講師
2000年~ 武蔵野美術大学建築学科講師
2000~2001年 法政大学エクステンションカレッジ講師
2001年~2005年 NHK学園オープンスクール「ここちよい庭めぐり」講師
2002年~ JAG(ジャパンガーデンデザイナーズ協会)会長

目黒自然教育園
*樹齢五百年の 古木と共に考える 都市環境 国立科学博物館付属自然教育園
自然教育園は、大都市東京にあって昔の面影を残す数少ない森です。
一般的な植物園や庭園と違い、自然の移りゆくままという独特の考え方の元に、
できる限り自然の本来の姿に近い状態で残しています。

推定樹齢五百年の壮麗なシイの樹や土塁の上に茂るスジダイの樹林。江戸時代には松平讃岐守の下屋敷で、古くは室町時代の豪族、白金長者の居地だったと伝えられるのが、この自然教育園。ここにも連綿と伝えられた生命がありました。
環境破壊が進む東京のほぼ真中に位置しながら、かつての武蔵野の豊かな自然がほとんど手付かずの状態で残る貴重なエリアです。
園内には台地、湧水地、湿地があり、天然記念物に指定されている林もあります。特に見応えあるのが、植物群。メインストリートの両側を、かつての武蔵野の林を彩 っていた野草や花が見本園のように植えてあります。東京では絶滅危惧種にあげられている貴重種も驚くべき数があります。池の周辺には最近住み着いたオシドリ夫婦が繁殖しています。これは都内では非常に珍しいことで、樹洞の発達した古い森が残されているからこそ、こんなことも可能なのです。
自然教育園の紹介

ラツロさん・西田氏の講演のあと、近くの中華レストラン『楼蘭』で親睦会を行いました。


by wakakenn
| 2006-06-01 12:19
| 見学会・勉強会

