2006年 10月 05日
自然と建築 アートの共生 箱根ポーラ美術館 |
以前に若建の見学ツアーでも企画しましたが、箱根の森の中に佇むガラスで覆われたポーラ美術館(設計:日建設計+安田幸一)を訪れました。その後、村野藤吾賞、日本建築学会作品賞、神奈川建築コンクール最優秀賞など数々の賞を受賞したこの美術館、ちなみに設計のコンセプトは “自然と建築・アートの共生”だそうです、私のブログ自然&建築Design GLOGのテーマとも重なるものを感じます。
優れたアート作品と、美しい緑の自然、そして光に満ち溢れた建築空間、私は箱根に行くと必ず訪れるとっておきの場所です。
ふと天井面を見上げるときらきらと輝く不思議な紋様、・・・・何だとおもいますか?。
天井面全体にゆらゆらと動く水のような紋様???。
そうです!夏の暑い時だけ温度調節の為にガラスの屋根面に水を流しているんです。何度も訪れているのに初めて気が付きました。
地震時に最大40cm建物が動くように設計された免震構造によって実現した透明感あふれるガラスのデザインはフランスの構造家によるもの。 (企画:浪崎)
ところでポーラ、といえば先日、建築家集団 若 建 のセミナーでお招きしたレーザーアーティスト田中敬一氏の奥様、柏原エリナさんが銀座のポーラ ミュージアム にて個展を開催中です。
身にまとう光のアート展
by wakakenn
| 2006-10-05 16:14
| 建築雑学