2007年 01月 21日
珪藻土スクリーンパネルが家庭画報3月号に掲載予定です |
暮らしを彩る手しごと 珪藻土スクリーンパネル
第10回家庭画報大賞 ウエッジウッド賞を受賞された浪崎さん、日頃の設計活動の中では独自の技術を用いた珪藻土の壁面が建築の特徴となっています。同じ技術が今回の作品にも生きているのです。
「夢」や「美」にまつわるストーリー
“環境破壊が進む中、私たちの心の中にある「自然の記憶」を呼び覚ますことができたら” と浪崎さんは夢を語ります。暮らしの中に自然を取り組み、くつろぎを感じられる家造りがしたい、その可能性を探った結果、珪藻土を使った壁面づくりに至ったということです。「珪藻土の壁は調湿性が高く室内の湿度60%を基準に呼吸し、吸音効果により室内に静寂をもたらします」住む人に癒しを与える住まいは、多くのお客様に支持されています。
独自に工夫された点
通常の珪藻土の壁といえば、表面は滑らかで均一に仕上げるもの。浪崎さんは、そこに砂利や貝殻、モザイクガラスなどを埋め込み、さらにワイヤーブラシで削りだすことで、どこか郷愁を誘うような、ざっくりした触感の壁を作りあげました。そのイメージの源は荒波が海岸を浸食した「海食崖」。このオリジナルデザインの「珪藻土 砂浜仕上げ」は貝殻を埋め込んで波が引いて貝殻が残る砂浜を表現しています。植栽ポケットには水遣りが可能で根の付いた植物が植えられます。
『夢と美』■環境破壊が進む中、私達それぞれの心の中にある“自然感”(自然界の美しい景観の記憶)を呼び起こす、珪藻土によるスクリーンパネル。(意匠登録1252605号)
■植栽ポケットには根の付いた植物を植えることが出来、下部に貯められた水はセラミック土壌の保水効果によって保持され、約1ヶ月間メンテナンス不要。
■住宅、マンションオフィス等の間仕切りや屋外のスクリーンパネルとして連続配置が可能です。
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by wakakenn
| 2007-01-21 16:12
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