2007年 03月 11日
村野藤吾作!波紋のアート? |
ユラユラと揺らめくモダンアート? 水面に映りこむアルミダイキャストの虚像?
久しぶりに村野藤吾氏の力作:旧千代田生命本社ビル(現目黒区総合庁舎)に立ち寄った。
敷地内の池に放たれたコイの為に動かしているエアーポンプのお陰で水面には常に美しい波紋がゆらめき、建物の外観を映し出しています。
美術館を思わせるエントランスホールは一歩踏込んだとたん、村野藤吾氏を感じさせる質の高い空間に仕上がっている。独特の曲線を描く足元の窓のデザインも特異な形状で、視覚的に石壁の重量感を消し去り、足元の明るさに対比させた暗い天井にはトップライトが効果的に配置されている。残念ながらアクリルの十字型をした照明器具は取り外されていた。
更に奥の窓からは水面に移りこんだ外部空間が室内の床に張られた水面に映りこむ。そのみごとな空間演出に感動し、絵画を鑑賞するような気持でじっと見入ってしまった、植栽のグリーンの配色とバランスもすばらしい! 続きは 自 然&建 築 Design BLOG で
by wakakenn
| 2007-03-11 15:21
| 建築雑学