2007年 05月 29日
ちいさな庭の小さな自然 |
このところ暑い日が続きますが、ふと目をやると小さな庭からは、ひんやりとした涼しさを感じます。枯山水の池に覆いかぶさるように低く張り出したクロモジの枝、庭石のそばのプテリスの葉に隠れて、チラホラと真っ赤な実がなっているのが分かりますか?
ヘビイチゴの実です。フィッカスのマウンドに混ざって忘れ去られていたのに、この時期だけは私を見て!とばかりに主張しています。中国ではヘビイチゴを蛇苺と書くそうです、美味しくないので蛇にでも食べさせればいいと言う事でこの名がついたと言われています。
普通、食べられる野イチゴは白い花ですがヘビイチゴは黄色、果実はまったく美味しくないのですが、こう見えてもバラ科の花だそうで、こんなに可愛い花をつけます。
フェンスにはテイカカズラが満開に咲き誇り、新緑に混ざってチラホラと紅葉した葉が彩りを添えています。
光を取り入れ、なおかつ風を通し植物を絡ませるフェンス・・・・・既製のアルミフェンス等を探しても、中々デザイン性の優れた製品がない為、私はいつも特注で製作しています。スチールのパンチングメタルに錆止め処理をし、フェロド-ルという特殊な塗料で仕上げています。
フェンスの下の土留めは既存のコンクリートブロックの上に珪藻土を塗り、ワイヤーブラシで掻き落とした“珪藻土:砂浜仕上げ”で仕上げています。
つる性の植物をフェンスに絡ませる為、塀の素材にはパンチングメタルのパネルを使用しています。 (記事:浪崎・・・・・・続きは自然・建築・Design Blogで)
by wakakenn
| 2007-05-29 19:30
| 庭園