2008年 01月 11日
親亀の隣に子亀の増殖・・・《トータスハウス》の進化 |
《トータスハウス》の増改築、完成予想図です。CGの外観パースは理想的なデザインを頭に思い描きながら、常に自分で製作しています。立体をイメージし、図面に落とし込みながらCGに連動させて確認する、そして現場での変更があれば、又フィードバックさせ、パースに反映させる、といった作業を繰り返し行います。
ところで海カメの甲羅のことを英語で何というか知っていますか?・・・Turtle's shellといいます。この建物は外観の形態がウミガメの甲羅を連想させるデザインであったので《トータスハウス》と名付けられました。名付け親は私の師匠でもある、建築家:木村誠之助氏です。縁あって増改築工事の設計監理をさせて頂いています。
《トータスハウス》 1993年 東京建築賞優秀賞受賞 設計:木村誠之助総合計画事務所
名前の通り、亀の甲羅のような形をした住まいです。道路の斜線制限がある中で、最も有効的に住まいを形作った結果が、この屋根形状になりました。ガラス屋根のある半戸外のテラスは、自然を身近に感じ楽しむ空間となっています。家の中心に位置する居間は、吹抜けの伸びやかな空間とテラスへ向かう低い空間が組み合わされ、ダイナミックなリズムを生み出しています。
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(記事:浪崎)
by wakakenn
| 2008-01-11 19:14
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